2010年10月27日水曜日

alain ducasse

plaza athenee

プラザアテネのアランデュカス。
久々の三ツ星レストラン。
恐れ多くも名古屋のHさまにご招待していただきました。

噂には聞いていましたが、初めてのレストランに感謝感激です。

モンテーニュ通りはパリでも超ブランド通り。
ここを通るだけで高級な雰囲気。そこにあるホテルプラザアテネ。
ダイアナ元妃が事故にあってしまったアルマ橋のすぐ近くです。

レストランに入って感動するのはこのシャンデリア。スワロフスキーのもの。
これが決して広くないお店に3つあるのです。
装飾はどちらかというとモダンな感じ。そこにあるこのシャンデリアでキラキラ度この上ない。

噂では、とっても気取っている。。とのことで、今まで躊躇していたのですが。
たまたまなのか、私が年を取ったのか。サービスもとても感じが良く、気取りすぎず、素敵なお店でした☆

食前酒、シャンパンの後にでるアミューズブッシュ。
紙に包まれたものがぱっと開かれると、中から出てくるおつまみ。



こちらがアミューズブッシュNO2.小エビのソテー。二種類のバターと一緒に頂きます。

世界的に有名なお店なのに、メニューはフランス語しかありません。
が、きっと、わからない人にはお店の人が親切に説明してくれるのでしょう。
メニューを頼んだ後に、料理に合うワインをソムリエさんが選んでくれました。
ここでは、ソムリエさんにワインをお願いした方が良いようです。


ようやく前菜。
私は軽めにセップ茸をチョイス。
これが、調理したセップと、生のセップ、そして、セップのスープと、ボリュームいっぱい。




メインはみんな違うものに。


こちらがお勧めのチキンの白トリュフ添え。
ふっくらジューシーなチキンと、白トリュフ、ワインが最高のマリアージュ。


胸腺肉と子牛。







小鴨。



こういうフレンチでありがちですが、前菜でおなかがいっぱい。
デザートまでたどり着きませんでした。
20時の予約で私たちは一番乗り。
空いているお店だな~。と思いきや、10時くらいにようやく満席。
日本人にとっては、20時のお食事でも遅いのに。。





ここからが星付きレストランのすごいところ。
こちらは紅茶のワゴン。
生のハーブティー。乾燥ハーブティー。ざっと、20種類くらいありました。


コーヒー紅茶と出てくる食後の甘いもの。
このほか、ワゴンにも、ビックリする量のお菓子がありました!


名古屋からのご夫婦。美食ツアーで一週間、フレンチ続きなのにもかかわらず、大満足されていました。
私も想像以上に素敵なお店、そしてお二人との楽しい会話。
この上ないひと時を過ごすことが出来ました☆









2010年10月26日火曜日

samo

1 rue du champ de mars 75007 paris

パリに戻ってまたまた韓国料理。
日本ではあまりお米を食べない私ですが、パリに来ると何故かお米が食べたくなる。
エコールミニテール近くにある韓国料理。
韓国料理屋さんは日曜日も営業しているお店が多いので、月曜休みが多い。
ここは珍しく土曜日休み。

この界隈はオシャレでおいしいお店が多いです。
パリっぽい雰囲気も私は好き。

ここのお店は韓国料理屋の中で特別なメニューがあるわけではないけれど、安くておいしくて、ナムルの種類も多いので気軽に満足するお店です。

チャプチェ
お店からのサービスの春巻き

定食を頼むとついてくるナムル。これだけで栄養バランスが取れそうです。
骨付きカルビ




プルコギ

今日は肉食女子の会。
お肉を食べながらの女子トーク。
これが元気の源です。
ちなみにパリはすっかり寒くなりました。





サンパウ東京 スペインワイン会

先日、日本橋コレドANEXにあるレストラン《サンパウ》のワイン会に行ってきました。
このレストランはスペインで女性オーナーシェフが切り盛りする三ツ星レストラン。
東京ではミシュラン二つ星。独創性のある料理で見た目も味も感動の料理を出してくれるそうです。

レストランのつくりは、スペインの《エルブジ》を思わせる、キッチンメインのつくり。
中庭を抜けると正面にキッチンが現れます。ここでテンションあがりますよね。
写真では、青いところがキッチンです。
ワインはスペインのリオハを中心にワインを生産している、ビンタエグループの高級ワイン。
スペインワインは未知の世界なので楽しみ!!

8種類のワインの試飲会でした。
スペインの白、ロゼは、冷やして飲むと飲みやすい。フルーティーで初心者向けだと思います。



これが私の好きなMATSU. 熟成させたらおいしそうだなあと。


立食パーティー。こんな華やかなんですよ。さすが星付きレストランのワイン会は違う。
奥のほうに、独身オーナーもうつっているのですが。。なんと25歳




こんなに可愛い子がピンチョスのサービス。





ハンバーガーのようなものや。




見た目も楽しい色々なおつまみ。



ガスパチョ。おいしかった~。






トルティーヤ。スペインといえば。ですね。




こちらもスペインと言えばパエリア







デザートまで。
こういうの作るの。大変ですよね。。。








ワインの感想はどれもおいしい。フランスワインに比べると余韻に乏しさを感じるのは否めない。
ただみんなで楽しく飲むワインとしては最高だと思いました。
偶然にも名古屋の先輩にお会いしたり、色々な方とお知り合いになれて、とっても楽しかったです。
あいにく翌日の仕事に備え、みんなが二次会に参加する中、後ろ髪引かれる思いで帰ってきました《涙》










2010年10月22日金曜日

Lynch-bages村

Lynch-Bagesはメドックの格付け5級。実力、値段、2級といわれているシャトーです。
村全てがLymch bages.裕福なシャトーですね。

こちらはお土産や。

ここのセカンドワインの名前が変わりました。よびやすいように、ECHO《エコ》というようです。
メドックでは珍しい白ワイン、ブランドランシュバージュ。わずかな生産量なのにも関わらず、ほとんど日本へ輸出されているようです。日本人が大好きなシャトーなんですね。

シャトー内では、ワイン美術館があり、当時の最新設備を見ることが出来ます。
今はテクノロジーの手を借りて、どの年でもおいしいワインが出来るようになったそうですが。昔は祈るように天気を気にしていたことでしょう。









この一角に、lynch-bages経営のカフェがあります。
ランチを取っていたら、オーナーのカーズさんがとなりでご飯食べていました。



お料理はどれもワインに合う料理です。
そして色々なワインがグラスでいただけますよ。

















メドックの楽しみ☆

それはシャトーを覗くこと。
ブルゴーニュにもシャンパーニュにもない楽しみです。
ラベルと同じシャトーがあるので、ラベルのところから写真を撮ったり。
かなりミーハーな行為なのですが、世界中のワインラバーが同じ事をしているのですよ。

cos destournel!! コス!最高にかっこいいです!! 
輸入商を行っていたもと党首が、ワインを色々な国にもって行ってる内に熟成しておいしくなったとか。。ワインに神秘性を持たせるために、シャトーの作りも神秘的な雰囲気にしているそうです。
おしゃれ度ナンバーワン






ボルドーのラベルによく帆の絵が描かれているのがあると思います。
それもそのはず、ジロンド河はとっても大きく、海のよう。たくさんのヨットが行きかう川なのです。



ラトゥールの塔は残念ながら存在しないのです。仕方ないので壁だけ。
私の人生最高ワインはラトゥールのBD 1971年。バースデーイヤーの1970年も持っているのです。
いつ飲もうかな~。。。



まだ収穫されていなかったラトゥールのカベルネソーヴィニオン。






この美しきシャトーはパルメ。
シャトーを見るだけでも女性的なワインが想像できますよね。





こちらが、泣く子も黙る、シャトーマルゴー。この貴賓。並木道の奥にひっそりと構えるシャトー。
恐れ入ります。ッてきぶんですよね。










ボルドードライブ。

一口にボルドーといってもとっても広いのです。
その中のポムロールはとっても小さな町。小規模の作り手が多いので希少価値が高い。
私の印象ですが、生産量が少ないぶん、日本に入ってくるのはおいしいものばかり。
ポムロールと聞くだけで、おいしく感じてしまうのは私だけ??じゃないはず!

じゃじゃ~ん。ルパンのパンです。
意味不明な方のための解説。
ポムロールのワインの中でももっとも高級とされているワイン《シャトールパン》
ルパンとは、一本の松。という意味。その松の木がこれです。


そしてヘペトリュス。
聖ペテロが天国行きの鍵を手にしています!
このワイン飲んだら本当に天国にいける気分☆ 最高です!!

ポムロールの中でも、丘の最後部にあるといわれるペトリュスの畑。
水はけがよく、最高のぶどうを作り出すのでしょう。

今回はペトリュスを口に入れることは出来ませんでした。。《涙》
想像だけを膨らませ、柔らかなビロードのような、まろやかなワインを想像しながら。



左岸へと渡っていくのです。
ジロンド河。想像を絶するほど大きいのです。レインボーブリッジも真っ青ですよ。。




八目うなぎ

実は実は。
ソムリエ試験によると、ボルドーワインに合う料理は≪八目うなぎのワイン煮≫とのこと。
ですが、この料理。何処にもない。
前回ボルドーに来たときも探したけど見つからず。
今回の旅行の目的一番にしていたのです。
ボルドーの郷土料理とのことですが、なかなか見つからない。
やっと見つけたサンテミリオンでのレストラン。
皆様、これが八目うなぎのワイン煮です!



実は、この季節、3ヶ月しか作れないとのこと。どうりで目にしないはず。
日本のうなぎと違い、うなぎをぶつ切りにして、骨まで食べられるよう煮込んであります。
これ、一人で全部は無理です。うわさに聞いていた通り、油がしつこい!!
うなぎというより、肉の赤ワイン煮を食べているようです。
14年間のフランス生活ようやく見つけました!
個人的意見としては、ボルドーワインに合う料理、他にもあると思うんですけど。。。≪笑≫












サンテミリオン

サンテミリオンの街。世界遺産にもなっています。
ボルドー右岸メルロー主体のワインで有名。
同じ右岸のワインポムロールとは土壌が違います。
ポムロールは粘土土壌、サンテミリオンは石灰が含まれています。
それゆえ、できた中世の石でできた町並み。
とってもかわいい街です。
そして、外に見えるだけでなく、地下を掘って掘って。
ちかにも教会があり、また、この地下道がワインを保存させるのに大きく役立ったとか。

世界遺産の中に、かわいいワインやカヌレ屋さんがあります。
ワインに興味がない人にもとっても楽しめる街です。
フランスにはかわいい街がたくさんありますね。











2010年10月21日木曜日

ストライキ。

ただ今フランスはストライキの真っ只中。大変なことになっています。
交通機関は乱れ、ガソリンがなく、キャッシュディスペンサーにも現金がなく。。。
これが先進国ですか??というほどの乱れ。
ガソリンスタンドにはオイルショックを思わせるような長蛇の列。
用が出来て、急きょ東京に帰らなくてはいけなくなった私。
空港に行くのに、苦労しました!!

空港に行く交通手段がない。バス停には200人くらいの人だかり。
バスをあきらめ、無理やりとめたタクシーに知らない人と相乗り。

ストライキの原因は年金問題。フランスでも問題になっているのです。
そして、皆自分に関わる問題なのでストで大迷惑をこうむっても文句を言わない。
どころか、皆でストの応援。
日本と違うのは今回のストの中心となっているのは学生達。
今の若者は大学を出ても仕事のない現状。その上、年金ももらえるかどうか。
となれば怒り出すのは当然?
う~ん。この先どうなるのでしょう。おフランスさま。

2010年10月18日月曜日

l'envers du decor

サンテミリオンの超おススメレストランです。
私は、10年前に言ったときからこのレストランの事が忘れられず。
要予約、有名作り手さんにも会えるかもです。


要注意。ここのお料理、かなり量が多いのです。
なので、私達は居酒屋形式で全て分けていただきました。
さすがの私もこんなの一人で食べきれない!

中にサーモンの入った春巻き。
下のズッキーニのクリームソースとの相性バッチリ。


フォアグラのポアレ、さくらんぼソース。
これ、一人分の前菜ですよ。



ここからがメイン。
アンドゥイエット《内臓のソーセージ》私の大好物。これが赤ワインに合うのです!




鴨。マグレドカナール。パリでもこの半分の量!
日本だったら五人前?!




舌平目のソテー。上にたっぷりきのこがのって、秋の香りいっぱいです。












右のワイン。19番ホール。ありえないほどおいしいのか、18ホールやり終えた後においしいのか。
このお店のオリジナルワイン。





こ~んなに、たらふく食べた後のデザートもとってもおいしいんですよ~。
































そしてこのコーヒーについているのが、ボルドー名物カヌレと、マカロン。
今のマカロンはカラフルですが、マカロンの始まりはこちら。
田舎っぽい味がおいしいです!