2010年6月6日日曜日

壺中天

名古屋市東区葵一丁目19-30マザックアートプラザB2

新しくなった壺中天にようやく行くことができました。
感想をゆっくりと。

内装は、天井が高く、外の明かりが差し込みとても心地の良い空間。
デコレーションも、シンプルで品が良く、ところどころにアクセントカラーの赤い色が入っていて、とてもセンスが良いです。
奥の席を予約すると、以前の壺中天のように、厨房を見ながらお食事ができるようになっています。
いい感じ。

お料理。アミューズは赤貝とジュレ、あんきものスープ、桜海老のクロックムッシュ。
テーブルセッティングもシンプルで品が良いですね。フランスでもはやっている、新しいタイプのフレンチです。
前菜にあわせてくれたのが、こちらの白ワイン。
魚介にあわせ、ミネラル感がしっかりした酸の効いた白ワイン。

こちらはシェフの得意料理。オマールとうにのジュレ。
新しいお店になってから素材を変えたのかなあ。
今まで食べた中で一番おいしかった!


二番目の前菜にあわせ、ボルドー白。
燻製の香りにあわせたとの事。メロン、トロピカルな味のするワインでした。




ますの燻製。フランス産白アスパラ添え。
焼き加減が絶妙でしたね。




次の料理に合わせてサンテミリオン。
あわびの肝のソースにあうとのことでした。
確かに、ボルドー特有の磯の香りと、肝のソース。
あう。。。
この料理にこのワインを合わせるとは。。さすが、Tソムリエ。
私だったら、無難に白をチョイスすることしか浮かびません。







あわびのステーキ。やわらかくて、弾力があって。ソースとの相性もばっちりでした。





最後のかもにあわせて。







ここのシェフ。本当に火の通し加減が絶妙にすばらしい。
外の皮がパリッとして中が赤い。ソースもさっぱりと仕上がっていました。








今日は母の誕生日の会。
デザートを飾っていただきました。
デザートはイチジクのコンポート。最高のコンポートでしたよ。
トータルの感想は。
シェフいわく、以前のお店のほうが良かったというお客様もいるとの事でしたが。私は全く別のお店だと思います。以前のお店もアットホームな感じでよかったのですが、新しいお店はレベルが違う。
最高のランクのフレンチのお店。
その中でも、今までのような、サービスの暖かさが残り、とても心地の良い気分が味わえます。
以前より味もおいしく感じたのは、この空気のせいではないですか。。との事でしたが、どうなんでしょう。素材も変えたのでは??
新しい壺中天。雰囲気とお料理とお値段とサービス。とてもバランスのとれたすばらしいお店でした。
遅くなりましたが、オープンおめでとうございます。









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